コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

04月

ごまをすりすり

2歳~4歳のお子さん達と、「ごまあえワークショップ」をおこなってきました!
火も包丁も使わない簡単クッキングですが、このワークには、こんな決まりがあります。
☆やり方を、よーく見ること      ☆ママは手や口を出さないこと
小さなお子さんが、「自分でやる」ことを主体にしています。

さてさて、用具を見せたあと、2人1組になってまずは「ごますり」開始!
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「ゴリゴリ・・・」という感触と、音に、子ども達は大喜びです。
とても集中して、手、指、手首、腕、を慎重に動かします。
ふだんは、ヤンチャな手も、ごま1粒もこぼさないかの集中ぶり。

次は、ごまあえにするニンジンを切ります。
縦2つに切ったニンジンをゆでたものを準備します。
まな板に置いて、包丁でなくテーブルナイフで、トントンと切ります。
少し抵抗があるくらいのかたさが楽しいようです。
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「切る」は、子どもの大好きな遊び。
おままごとのおもちゃでも、マジックテープで切る感触を楽しむものがありますね。
でも、これは本物!切っても切っても、まだまだやりたそうな子ども達です。

最後に、すりごまをボールに移して、醤油と砂糖で味付けし、ニンジンを混ぜます。
これも、ママがいつもやってるお料理そのものなので、ちょっとお兄さんお姉さんの表情になって、慎重にやっています。
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この年代のお子さんでは、約45分もの間、1つの遊びに集中できないと思います。
でも、このワークショップでは、かけまわったり、違うことを始めてしまうお子さんはいません。
完成までしっかりと集中して、最後に素晴らしい笑顔、そしてちょっと誇らしい顔で、
「いただきまーす!」と、夢中になって、食べてくれます。

それを見ているママ達。
「いかに、いつも手と口を出しているか、わかりました。」
「こんなことも出来るんですね~。」と、これまた素敵な感想を述べて下さいました。

鍵、好きですか?

突然ですが、お子さん達は、「鍵」好きですか?
わが家の子ども達は、2歳前後の頃に鍵が大好きな時期がありました。
私のキーホルダーを、いつの間にか手に持って振ったり、ジャラジャラ鳴らしたり、1つ1つしげしげとながめたり。そして自分で扱えるくらいになると、家の鍵を開けたがりました。自転車の鍵にも、興味を持っていたっけ。

そんなことを思い出したのは、先日行った100円ショップで、さまざまな鍵が売られていたからです。
当時、100円ショップが台頭してきた頃でしたが、鍵などはなかったと思います。
まぁ、その頃は、チビ達を連れて、じっくり物色している余裕も無かったですしね・・・。
もちろん安価ですから、きちんとした鍵というわけにはいきません。でも、チェーンのもの、錠前のもの、結構な数の種類がそろっています。

もし「鍵」にはまっている時期ならば、こんな遊びをしてみてはいかがでしょう。
口で説明するのではなく、ゆっくりとした動きで、やり方を見せてあげましょう。
「カチッ♪」とはまる瞬間を、効果的に(ちょっともったいつけて(笑))見せて下さいね。
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「合う鍵はどれかなゲーム」
<準備>
・同じ形の箱を、2つ用意します。
・片方には、鍵を開けた状態の、チェーンやその他の鍵を3~4種類入れておきます。
・もう片方には、それに合う鍵をバラにして、入れておきます。
<見本の見せ方>
・「鍵がかかるのを探してみるね。」と声を掛けて、1つ取って鍵を差し込んでみます。
・鍵がかけられたら、「合っているね。」と言って、箱の外に出します。
・違っていたら、「違うね。」といって、箱の中に置きます。
・全部できたら、「やってみる?」と聞いてあげましょう。
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すてきな3歳児

この4月から、また新たなワークショップが加わりました。3歳の子ども達12名と、「五感をフル回転させよう!」という企画です。まだ集団活動に慣れていない子ども達だけに、どんな様子かな?とても楽しみに現地へ向かいました。

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初めは、簡単な歌と手遊び、そして3歳児なりの自己紹介です。ちょっと緊張の面持ちで、一所懸命に答えてくれました。絵本講師でもあるパートナーは、今日も素敵な絵本を3冊も準備してくれました。まずは絵本を1冊聞いて、少し場に慣れてもらいます。

工作は、折り紙のチューリップとチョウチョ、そして葉や茎を書き足して作品に仕上げていきます。

20130408223951fecs折り紙に慣れていない子には、お手本の「やり方」をじっくり見てもらいます。

工作の後は、体操やリレーをして、小さい筋肉の動作から大きな筋肉の動作に変化させていきました。
はじめは緊張していた子ども達も、この流れによって筋肉がほぐれ、同時に気持ちも解放され始めます。それからの元気なこと!リレー後の体操では、「手をたたきましょう♪」の足踏みするところで、みんな動き出して私の周りをグルグル・・・皆、にこにこ笑顔です!

その後の絵本読み聞かせでは、冒頭の写真のようにかぶり付き状態。「聞きたい、見たい、知りたい!」という、子どもの中にある成長力が目覚めたようです!201304082239524e6s

「子ども1人1人に、とても素敵な個性があって、そして成長力がある」
こういうワークを通して感じることは、毎回この1点に尽きます。

親から見れば、「あの子はこれが出来るのに」と思ってしまうような場面もあるかもしれません。でも、子育てに正解なし!毎度のことながら、訴えていきたいと思っています。

焦らずに、一歩ずつ、興味のあるところを強調してお手本を見せる、この繰り返しが成長力を刺激できるといいなと願いつつ!

プレ思春期、ネットとのかかわり

プレ思春期ワーク
「プレ思春期を考える」ワークショップの話です。どんな出会いがあるかしら?と楽しみに会場に向かいますが、8歳~14歳の子どものお母さん達が、いつもたくさん申し込んで下さいます。
全4回の初回は「ネット社会」について、話し合うワークショップです。

~まず、こんなデータを挙げてみました~
☆非出会い系サイト(ゲームサイト、プロフ、SNS)でのトラブル
⇒非出会い系と呼ばれる、交流サイトを利用して、性犯罪などの被害に遭った児童者数は2010年で1239名
⇒被害児童のアクセス方法は9割以上が携帯電話
⇒被害児童のフィルタリング未使用率は9割以上

~ネットの利便性と危険性についても整理してみました~
☆時間や場所に関わらず、友人とつながることが可能
⇒深夜までの利用、内容の行き違いでケンカ、いじめなどのトラブル
☆ネットゲーム、SNS、プロフなどで、現実には会ったことのない人とつながることが可能
⇒匿名のやりとりが可能なので、誹謗中傷、個人情報の漏えい、非出会い系のトラブル
☆ネット上で知り合った人と、現実社会で会う状況に発展することが可能
⇒別人格へのなりすましなどで、詐欺や誘拐に巻き込まれるトラブル
☆ネットの占いや情報を通じて、ネットショッピングや懸賞応募が可能
⇒詐欺や、薬物販売、個人情報漏えいなどに関わるトラブル
プレ思春期ワーク2
いくつか情報提供した後、「心配なこと」を書き出して頂くと、たくさんのポストイットが貼り出されました。
そこから、じっくりと意見交換し話を深めていきます。
単に「心配だから、禁止する!」というのではなく、ネットを享受する世代だからこそ、親がどんなことに気を付けて、向き合っていったら良いのか、真剣な話し合いが進みました。

素敵だなと思ったのは、「私もよく分からないけれど、子どもと一緒に携帯やパソコンを操作してみて、こんなことが危険だねと確認していきたい。」という話。子どもとむやみに対峙するよりも、一緒に危険水域を確認してみる。うん、参考にさせて頂きます!

毎回、あっという間の2時間、まだまだ話し足りない!というところで、第2回の「お金にまつわること」へとつながっていきます。

巻き巻きお寿司

2~3歳の男の子が3人参加して、楽しいワークショップを開催しました!
今日のテーマは「巻き巻きお寿司」
火や包丁を使わないのがテーマなので、キュウリ、カニカマ、ツナマヨ、ゴマが具材です。

シンプルですが、手や手首や指をふんだんに使う、キッズクッキングです。
うまく並べられなくても、みんな自分で頑張ります!
小さな手で、巻き巻きしています!
巻きすを開けた時の、「わあ~!」という顔、自分でやった達成感そのもの!

家では、なかなか時間の余裕がないママ達も、今日は専念して、優しくお子さん達を見守っていらっしゃいました。クッキングの中には、こんなにたくさん「手、手首、指」を鍛える動きが含まれているのだな~、と改めて思ったワークショップでした!

イチゴジャム作り

20130408223952d86s  軽井沢の「沢屋」といえば、日経新聞土曜版のランキングで1位になった大変美味しいジャムのお店です。お店をのぞいて、お気に入りのジャムを選ぶのは楽しみの1つです。(ちなみに私のオススメは「ルバーブ」)

先日、訪れた時に「ジャム作り体験」のチラシを発見!次の日の予約であったにも関わらず、快く予約を受け付けてくれました。

さて、ワクワクしながら総勢13名で工場へ。すると工場の方がすっかり準備を整えてくれました。
1人につき1パック以上のイチゴ。初めに生で試食をさせてくれます。沢屋さんでは、工場に冷凍庫を置かずに「フレッシュでそのまま食べても美味しい果物」を使って、ジャムを作ることにこだわっているそうです。だから、工場のラインは最小限、その季節の旬の果物に限られます。ますますファンになってしまいます!

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さて、ヘタを取って、洗ったイチゴを鍋の中へ。国産のグラニュー糖をかけてまぶしたら超弱火で煮ます。このジャムはイチゴの形を残すので、イチゴに火が入ったら中火にしてアク取りしながら煮詰めていきます。

糖度計で計ると、大体43~45度になったところで出来あがり!糖度が低くても、果物が美味しいのでジャムの香りが高いみたい。ジャム専用のジョウゴを使ってビンに移します。

20130408223953588s鍋に残ったジャムは、もちろん子ども達の味見用。みんな目を輝かせて「美味しい!!」と、鍋をなめつくす?勢いです。

添加物も一切なく、果物とグラニュー糖だけのジャム。

仕上げに工場で加熱殺菌をして、ビンのフタをシーリングして、子どもの名前を印刷したオリジナルラベルを貼って下さり、大々満足(^v^)!

素敵な体験ができた春休みの午後になりました!

20130408223954964s ※ジャム作り(オリジナルラベル)&工場見学&佃煮のお土産付きで、1人2800円でした。

落とすと押す

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今日は、1歳くらいのお子さんが、大好きな遊びの話です。

ここでご紹介する手作りおもちゃは、
☆誰にでも簡単にできる
☆身の周りにある物を利用できる
☆何度でもくり返して遊べるように、工夫しています。

<落とすと押すのおもちゃ>
この動きは、ごく単純なものです。
机から物を落としたり、何かを握るけれど、うまく手を開けない時期には、とても楽しい遊びになるでしょう。

「落とす」
デキャンタ用のビンと、ピンポン玉を用意します。私は、百円ショップで調達しました(^_^)v

☆子どもに「ピンポン玉を落とすから見ていてね」と言って、ビンの口から落とします。
☆手の握り方、開き方をゆっくりとていねいに見せます!
☆はねて、音がして、止まるまで、じっと聞いて見つめます!
☆全部入れたら、「やってみる?」と聞いてみましょう。

※子どもの自立心を育てるつもりで、「さ~、やってね!」とか、「やってみましょう!」と声を掛けるのではなく、(とっても面白いけれど、良かったらあなたもやってみる?)という気持ちで、優しく「やってみる?」と聞くのをオススメします。
どんなに年齢が小さくても、押し付けてしまっては、せっかくのチャレンジの機会をつぶしてしまいます。

monte (3)

「押す」
コーヒー粉の缶のフタ(プラスティック)に切り込みを入れます。そして、ピンポン玉を用意します。

☆ピンポン玉が少し抵抗を受けながら、きゅっと押しこめる大きさの切り口にするのがポイントです。
☆缶の内側が危ない時は、ビニールテープでカバーします。
☆フタの切り口も、爪切りで丸くカットします。
☆「ピンポン玉を押すから、よく見ていてね。」と、声をかけます。
☆フタの上に、ピンポン玉を置きます。
☆手の平で、ゆっくり力を加えて、ぐっと押しこむと、ピンポン玉が消えるように入ります。

1と同じような声かけで、子どもに誘いかけてみて下さい。
私が試した、お子さん達はみんな、目を輝かせてチャレンジしていました!

ひとりじゃない~思春期に

ブログで何度か触れてきましたが、日本では性教育がなぜかタブー視されることが多く、家庭では「学校でやってほしい」、学校では「家庭でやってほしい」、でもそんな「感じ」の日本人の奥ゆかしさも、また良いところ・・・と、いう位置づけになっているようです。

中高生の知識は、いまやインターネット、そして昔ながらの先輩や友人から得るのが圧倒的です。それが全て悪い訳ではありません。でも、正しい知識を得ることで、正しい選択を自らするというのは、とても大切なことだと感じます。

では親がどう話すか?
本当に頭を悩ませるのではないでしょうか?私も私の友人達もよく悩んでいます。

私がこういう時に良いな~と思うのは、「ななめの関係」です。
この本「ひとりじゃない」(⇒情報欄をご覧ください)の著者は、「大学生ボランティアによる高校生のためのワークショップ」を運営するNPOカタリバを通して、自分なりの性教育をおこなってきた女子大生です。
NPOカタリバは、「ななめの関係」を活かして、荒削りながらも「少し先輩の他人のナマの言葉」をきっかけにして、自分の問題と向き合い、言葉にして話し合うという活動をしています。

この本は、著者が実際に現場で体験した話を通して、「1人でもつらい思いをして欲しくない」という気持ちが、強く語られています。また医大生という立場を活かして、正しい知識を要所で押さえています。
心がえぐられるようなつらい部分もありますが、親では話しづらい部分を「ななめの関係」のお姉さんが語るような、素晴らしい内容になっています。

また、内容とともに、親世代の目線で感動するのは、世間がタブー視することに立ち向かう勇気、そして「誰かやってくれないかな・・・」ではなく、「私がやるんだ!」という決意です。必死で勉強して浪人の末医学部に合格し、産婦人科医として一生この仕事に関わっていきたいと、今まさに医師1年生だという事です。
自分で決意して道を選ぶことの素晴らしさをも伝えてくれる本だと思います。