コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

05月

折り紙三角形パズル

 

ダウンロード

子ども達が3歳くらいの頃、本当によく遊んだ「折り紙で作る三角パズル」を発見!このパズルは市販のものを見て、これなら折り紙でできるな!と思ったのがきっかけでした。同じ正方形から無限に拡がる三角形ワールド。はじめは切ったものを正方形に戻すことから~、最終的にはモザイクのように模様や形を作ることができます。ちなみにモンテッソーリ教育でも、三角形パズルは何種類も配置されています。

<折り紙三角形パズル>

ダウンロード (1)※折り紙を使うのは、パズルとして組み合わせた時に、辺の長さが一致するので、とてもわかりやすく、しかも可能性が拡がるからです。
①折り紙を準備して、画用紙にのりで貼ります。

②折り紙の形に合わせて切り抜いたら、斜めに1本線を引きます。

③1本線を切り、三角形2つにします。

④同じ要領で、斜めと斜めで4つの三角形を作ります。

ダウンロード (2)⑤同じ要領で、十字線を書き、その中に斜め1本線を全て書き、8つの三角形にします。

⑥このようにして、どんどん小さい三角形ができます。8つくらいが適当かもしれません。三角形の個数ごとに色を変えて(⇒色を変えておけば、正方形に戻す時に、子どもが1人でできます)おくのがポイントです。

⑦パズルをやる時には、子どもの利き手側に座り、ゆっくりと手の動きを見せて、どの辺とどの辺をつければ形ができるのか、よく観察させます。

◇もとの正方形に戻す

◇小さい正方形や長方形を作る

◇大きな三角形や正方形を作る

◇組み合わせて模様を作る

手本を示して、子どもがやりたそうだったら「やってみる?」と聞いて、簡単なものからチャレンジしていきましょう。

⑧片付けは、同じ色の三角形を集めるように子どもに言って、仲間集めが出来たら、箱やジップ袋に分けて入れて終了です。ダウンロード (3)

大人にとっても面白いもので、無限につながっていくこと、色を変えると面白い模様になること等、新しい発見がたくさんあって興味深いですよ。上手に出来るようになったら、同じ色は隣合わせにしない、違う大きさの三角形を混ぜて折り紙の形に戻す、大きな正方形を作るなど、発展活動も楽しめます。
なつかしい箱から出てきた手製の折り紙三角形パズルはボロボロでしたが、本当によく遊んだものの1つでした!!

ストロー鉄棒で脳を鍛える?

ダウンロード (4)子どもの脳を育てる」というフレーズ、よく目にするようになりました。モンテッソーリ教育では、「子どもの脳を育てるためには、動きながら学ぶこと」が重要とされています。つまり、子どもが五感を目一杯に活動させて・・・

<外部からの刺激を敏感に受け取る→その刺激をどう処理しようかな?と脳が考える→脳が筋肉に指示を出す→筋肉は脳の指示通りに体を動かす>

 

この一連の動きを繰り返すと、脳の考える力や伝達力が発達します。これを「動きながら学ぶ」と表現しているのですね。残念ながら電子ゲームで使う指先は「反射」なので、「脳が考えて、指令を出して、筋肉が動かす」という、人間本来の能動的なものではないそうです。

まあ、難しいことは抜きにして、子どもをよ~く観察してみましょう。ほら、身体のあらゆる筋肉を使って、様々な動きを繰り返し、繰り返し行なっている様子、見られませんか?1歳~5歳の時期には、またやってる!とか、次はこれか!と思うことが次々と現れることでしょう。

私は、子ども達が1歳の頃、ぬいぐるみなどの端に付いている、小さなタグを親指と人指し指で挟んで、ねじねじといじっていたのを、可愛かった仕草としてよく思い出します。指先の筋肉と脳を鍛えていたのかな?今になるとそう感じます。

そんな、指先ねじねじ時期にぴったりの手づくり玩具の紹介です。

ダウンロード (5)

<ストロー鉄棒>
①曲がるストローを2本用意して、飲み口側を片方差し込みつなげます。セロテープでしっかり留めましょう。
②鉄棒にぶらさがる人や動物の絵を描いて、手のところを長く残して切り抜きます。
③手をセロテープで固定したら出来上がり!
④ストローの端をそれぞれ両手の指先で持って外側にねじります。すると、ぶらさがった物は上手に逆上がりします。
はじめは旗、そして慣れてから人やサルの形など作ってみました。両方の指先を同調させて上手にねじると、スムーズに逆上がりできるので、とても楽しいですよ!

プレ思春期、お金とのかかわり

プレ思春期のお母さん向けワークショップ、第2回は「お金」について取りあげます。お金でありがちなトラブルを仮想ストーリーに仕立て、「どう感じたか」を話していきました。

ところで子ども達のおこづかい、どうしていますか?金融広報中央委員会のデータによると・・・
☆おこづかいの有無では、小学生は約80%、中学生は約90%が貰っています。
☆おこづかい帳は、2~3割弱の子どもしかつけていません。
☆使途は、小学生高学年はマンガや本、雑誌が多く、中学生は友達との軽食&外食が多い。
と、予想できる内容です。

ただ、昭和の子ども達と違うのは、やはり金銭トラブルの内容です・・・
★クリック詐欺(アダルト、ファンクラブ加入、ショッピング等)
★携帯ゲームの高額請求
★カードゲームのカード購入・・等
そしていつの時代も変わらないトラブルは・・・
★お金欲しさの暴力
★万引き
★貸し借り
★未成年が禁止されている行為による報酬 など、いずれもプレ思春期の親にとって、気になる内容ばかりです。

お金をどう与えたら良いの?どう管理させているの?トラブルに遭ったらどう対応する?そんなやりとりから多くの思いや悩みが、次々と交わされていきました。

そして話し合いを積み上げると、やはり素敵な意見が出てきます。「お金は、小学生と中学生、男子と女子の違い、使う稼ぐ、借りる貸す、奪う盗る、寄付するなど、様々な側面があって、良いと悪いだけでは、判断がつかないので、各家庭でよく話し合う必要がありそう。」「大人になってからの金銭トラブルは、取り返しがつかないので、子どものうちに小さなトラブルを経験して、自分にとって何が問題になりそうか学んで欲しい。」

なるほど、なるほど!

ブログを読んだ方から「何を教えているの?」とよく聞かれます。キッズワークも、ママ向けワークも、ファシリテーターとしてそこに存在するだけ。ワークに参加して下さった方々が、日頃の思いやもやもやを共有する内に・・「うちだけじゃないんだー!」「どうしたらいいかしら?」「そんな考えがあったんだ!」etcと盛り上がり、また、明日からの子育てを頑張ろうと思って頂けたら嬉しいな、という息抜き&気付きの場を準備しているだけなのです。

「話すこと」の力の大きさに、いつも驚かされてしまいます。

シールあそびで成長力UP

4月から始まったワークショップ、今日も、歌や絵本、工作を2時間たっぷり楽しみました。14人の3歳児が元気一杯で私たちも嬉しくなります。今日は「シール貼り」にチャレンジしました!

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◇準備したのは、大きい丸シールを9枚、小さい丸シールを9枚貼れる、イラスト入りシール台紙です。
◇1人分のシールは、そのきっちりの数だけ、小さなビニール袋に入れて配っておきます。
◇大きい丸シールを貼る所には●、小さい丸シールを貼るところには△の印が書いてあります。
◇さて、台紙の形を見て合うシールをていねいに貼ります。

◇そうそう、毎度のことながら、お母さんは手と口を出さずに我慢、我慢・・・。

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子ども達は最後まで頑張って、仕上げてくれました。
さて、このシール貼り、一見なんでもない遊びのようですが、とても大切な要素が含まれています。それは、「間違いに自分で気付く」という課題です。モンテッソーリ教育では、計算しつくされた教具を使って、「間違えると出来上がらない」ものがあります。それは、「間違いを指摘されては、子どもの成長力が育たない」という考えから、自分で間違いに気付く経験をすることに価値を置いているからです。
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だから、「間違えて貼っちゃってもいいから、自分でやってみよう!」と声をかけています。私のワークは、誰でも家で出来るというのがベースですから、簡単なシール遊びに、その要素を織り込んでみています。数がきっちりしかないシールだから、大小や貼る場所を間違えると最後に足りなくなったり、余ったりします。また台紙の絵がうまく完成しません。そんな簡単な作業から、子どもができれば間違いを経験して、「なるほど~」と思ってくれたらしめたものだ!とひそかに思って進めているのです。

間違えて学ぶことが多いのは大人も一緒ですよね・・。

子どもに「子どもをさせよ」

 

201305022228225f0s5月1日付の日経新聞、夕刊文化欄に建築家の安藤忠雄さんのインタビュー記事が載っていました。

「子どもの時に子どもをさせるべきだ」と説く建築家の安藤忠雄さん。よく遊びよく学ぶ中で自ら考える姿勢が身につき、生きる力の源になるという~元気良く走り回る子どもを見ることが少なくなった。親は子どもを突き放す勇気を持つべきだ。学校が終わると学習塾のはしごでは、自分で物事を決める「放課後」という’余白’の時間がない。親の決めたルールに従って自分で何をするかを決めずに育った子どもが、大人になって急に決断力を持てるはずがない。勉強は重要だが、長い人生を生き抜く基礎を子どもの頃に養うことが大切だ。自立心や行動力、人を思いやる心といったものの多くは遊びの中で培われる・・・・・

こんな語り出しのインタビュー記事ですが、この後「子どもの精気のない表情が気になる」という言葉も続いています。

最近よく目にするのは、イタズラをしない幼児達です。本当にお行儀がよくて、着ている服もコーディネイトされたオシャレな物。指スタンプなどで絵具を指につけるワークショップは、さぞかしすごい騒ぎになるのだろう、と心して準備するのですが、ワークの対象物以外に汚したり、自分や友達の身体や顔につけたり・・・するようなイタズラはほとんどありません。小学生でも「おやつ食べたんだけど、次は何をすればいい?」と、いちいちお母さんに尋ねる子も少なくありません。

では、絵具をところかまわずペタペタして良いのか?小学生が勝手に寄り道したり、ゲームやりっ放しで良いのか?そうでないことは明白です・・・このあたりの加減が非常に難しいところですよね。

親のルールの中で生きていれば、大きな失敗はないかもしれない。痛手は少ないでしょうが、親が見ていない所では自分にストップをかけてくれる人は誰もいないわけです。

すると、「子どもの自由は不自由の中にある」という概念が必要で、「自由とは、何でもかんでも自由でいいよ」という事ではなくて・・・
「これはやってはいけない事だな」と、子どもが自ら判断できるように「常識、分別、倫理観という名の不自由」を教えながら、自由意志を尊重できる環境を整えなくてはならないのでしょう。

もちろん、簡単にできることではありません。自戒をこめて!

「子どもに子どもをさせよ」
とても素敵なフレーズだと思い、目を奪われたのでご紹介してみました。