コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

06月

七夕飾りがひとりでできた!

6月が終わり、来週末は七夕祭りです。

先週の「親子で季節を楽しもう&学ぼう!」のワークショップは、2カ所で計20組の方々と、子どもがひとりでできる七夕飾りを作りました。2013071310485581es

作るのは金、銀、金の折り紙を角と角で貼り合わせ、真ん中にシールを貼った短冊、そして輪飾りです。今回ももちろんお皿に入れたでんぷんのりを使用します。

何度か参加しているお子さんは、のりの使い方にもだいぶ慣れてきました。今回は、その「のりを貼る場所」が難所の1つです。よ~く手本を見て、のりを付ける場所を確認しないと、完成品と同じ向き、同じ形にならないのです。

絵本講師のメンバーが厳選した、七夕の絵本の読み聞かせで、織姫と彦星のストーリーを紹介。私も小さい頃に聞いていたのでしょうが、「織姫と彦星は、結婚して嬉しくて遊びほうけてしまった・・・」なんて、すっかり忘れていました。意外にマンガのような話で、お母さん達も面白く聞いて頂けたみたいです!201307131050378des

 

 

毎回、盛りだくさんの季節の話の中で、夏バテ防止のためのお母さんが出来る「整体」もやってみました。免疫力を上げるためにも深い呼吸はとても大切、ということで、深い呼吸のために膝の裏をしっかり伸ばしてあげるのが良いのだそうです。いもむしゴロゴロ♪の歌で、ゴロゴロ転がったついでに、膝の後ろを軽くストレッチ。

お子さん達も、楽しいのと気持ち良いので、ニコニコと笑って楽しそう!(^^)!七夕6

さて、七夕の日。まだ字が書けないお子さん達だから、短冊に願いを託すのは、お母さん達の方かもしれませんね。どんな願いなのかな?色々、こうもなってほしい、ああもなってほしいなんて思うかもしれませんが、この際、欲張りは封印。

心と身体と元気に育て!子ども達!

 

プレ思春期、タイミングが大切なこと

13歳までに本
プレ思春期のママ向けワークショップ、第3回目は「性教育」についてです。
できれば触れたくない、子どもに話しにくい、そんなふうに思ってしまう話題。でも本当は「子どもがこれから歩む人生」の中で、重要な問題の1つだということは、誰しも分かっています。
このワークショップの存在意義である、「同じテーマを話しに来るグループ」で作る場だからこそ、参加者は安心して真剣に話すことができるのかもしれません。

日本は残念ながら先進国の中で、性教育が最も遅れている国だそうです。私が聞いた助産師さんの講座は、大変素晴らしかったのですが、小中学校に招かれて講座をもつと、事前に先生と打ち合わせがあり、「あれはダメ」「これはダメ」と規制され、結局、大切なことが話せないことがあると嘆いていらっしゃいました。

性教育は「命の重みを知る勉強」、そんなふうに置き換えてみたらどうでしょう?子どもも親も、1人の人間として、命を授かり今を生きている、このドラマを作りだすのも、不幸にするのも、正しい知識と自律心があればこそ・・・ちょっと、大げさかな?

ワークショップでは、様々な話し合いを重ねて、素敵な感想が出てきましたので、統合&分割してシェアしたいと思います。

☆タイミングを逃さないことが大切、聞いてきた時がチャンス。その年代にわかる言葉で優しく話してあげようと思いました。

☆反抗期になると、すんなり話せない、聞く耳を持たなくて、ますます話しづらいです。

☆聞く耳を持ってないようで、親の言葉をどこかで聞いているので、諦めずに伝えていきたいです。

☆質問されたら、動揺せずに冷静に受けとめなくっちゃ!と思いました。

☆正しい知識の前に、氾濫するマンガやネットで間違った知識を覚えて欲しくない!

☆誰でも通る道だけど、自分の身体と心を1番大切にして欲しい!と、真剣に伝えたい。

☆男子でも女子でも、リスクをよく知ることが必要だと思いました。

☆命をつなぐ素晴らしさを、子どもに伝えていきたいです。

と、ここまで書いて、私自身もすご~く気を遣って書いていることに気付きました。
「13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと」という本は、マンガなどを交えて子どもが読める内容になっています。

さて、次回はプレ思春期ワークショップ最終回。
「親離れと子離れ」について、今までの「ネット社会」「お金」「性教育」を踏まえながら、熱い心と冷静な頭で!?ファシリテーションしていきたいです。

靴の脱ぎ履き、やり方を知らないだけ

「子どもはできないではなく、やり方を知らないだけ」
これ、私の「目からウロコ」ポイントの1つでしたので、お話したいと思います。

モンテッソーリ教育の活動では、「何かをする方法」を子どもに教える時に、出来るだけ言葉を使いません。
大人が「やり方」を見せて、子どもに知ってもらうのです。
そのポイントは・・・

☆とにかくゆっくり

☆1つ1つ正確に

☆動作を区切って

☆興味持ちそうな所を強調して

すると、子どもは「やり方」を学んで、何とか真似をしようとトライします。
子どもがママのやる事を、じーっと見ていて、後からそっくり真似しようとしている様子、ありませんか?

私の子ども達が小さかった頃、この考え方をまだ知りませんでした。
長子の泣きタイムについては、前回触れましたが、特にひどかったのは玄関でした。
出かける時と帰ってきた時、かならず玄関で10分くらい大泣きしてひっくり返って、手が付けられない状態になるのです。

靴が履けないのかな?と思って、手を貸してもダメ、口で教えてもダメ、手本を見せてもダメ。
気に入らないの?と靴をかえてもダメ。

初めは原因を探求するため、四苦八苦していた私。
でも、あまりに毎回なので、泣き喚いていても、遂に無理に履かせるようになってしまいました。
もちろん事態は悪化です!
言葉でうまく説明できない2歳児は、靴を脱いで投げるし、余計に暴れるし。悪循環の底に落ちていくようでした。

さて、今の私なら、どうしましょうか?
もちろん出かける時ではなく、次子が寝た隙に、部屋の中の明るい場所(玄関が明るければ、それで良いのですが、)に、ビニールシートを敷いて、はきやすい靴を持ってきます。
そこで、スローなスローな動作で、動作と動作を区切って、ていねいに靴のはき方を見せます。
言葉を掛けてしまうと、気が散るので手元に集中させて。
手を貸してはけたら、「ほら、靴はけたね!自分でやってみる?」と聞いてみて、やりたそうだったら見守ります。

こんなふうに、10分間を有効に使えていたら、と、モンテッソーリ教育を勉強してから、切実に感じています。きっと長子は、「自分でやってみたい!」という時期に、余裕のないダメママがわかってあげられなくて、
次子を抱っこしながら、口で「こーして、あーして」と指示し、手本は動作が速すぎてよく見えなくて・・・、
全身で「やり方をちゃんと教えてちょうだいな~!」と訴えていたのだと思うのです。

 

ロールサンドは手先の鍛錬

20130607225857ea8s梅雨に入りましたが、時おり空がぱっと晴れ、爽やかな青空が見えると、思わず散歩に出かけたくなりますね!
今月のワークショップでは、そんな時、お子さんが作れるお弁当として、ロールサンドに挑戦しました。

初めての子も多いので、今回はイチゴジャムで練習します。半分に切ったサンドイッチ用のパン、ラップ、イチゴジャムとスプーン、モール(短いもの)を準備して、いつも通りに説明はなし、見本をゆっくりじっくり見せていきます。

201306072259006edsイチゴジャムの香りが充満すると、子ども達はそわそわ。ママ、お腹すいたー!と可愛い声も聞こえてきます。さて、見本を見たら、子ども達も自分で挑戦です。

思わず手や口を出しそうになるお母さん達に、「まずは、お子さんにやらせてみてね~(笑)」と、笑顔で厳しい一言を出す私。慎重でも、手指がまだ上手に使えなくても、自分でやろうとしていたら、じっと見守る・・・もし、やらない時や明らかに出来ない時は、子どもが出来るように手を添えていく・・・我慢、我慢。

201306072258557absこのロールサンド、簡単に見えますが、実はなかなか難度の高いワークになっています。ロールサンドも同じです。巻く時にどうしても力を込めてしまうので、パンがぺっちゃんこ。巻いた後には、ぎゅっと握られた物体が・・・しかもラップでくるむ時に、またまた力を込めてしまうと・・・ご想像にお任せします(T_T)。

そんなこんなで初めはうまくいかないものの、3回、4回と繰り返す内に、子ども達は力の抜きかげんを覚えて、ふわっと巻いてラップでくるむことが出来るようになります!子ども達の手指の発達で「力を入れる」のは、かなり早い段階で習得できます。数か月の赤ちゃんでも、ガラガラを渡すとぎゅっと握りますね。でも、その後「力を抜く」のは、なかなか難しい。握った物が手から離れなくて、ぶんぶん振っている赤ちゃんをよく見かけます。ぶんぶん振った勢いで、持っていたものが飛んでいくと、次からはぶんぶん振って飛ばすようになります。

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赤ちゃんが色々な物を投げる時期、これがちょうどその時期に当たるようです。筋肉をゆっくりゆるめて、力を抜くのは高度な動きなのです。

上手に出来た時の、嬉しそうな顔、どや顔、本当にキラキラと輝いています。「ひとりでできた!」の瞬間が、何より嬉しい子ども達です。そうそう、以前の巻き寿司に参加した方は、家でも試して下さったようで、「すっかり巻き上手になりました!」と教えて下さいました!私も嬉しい!

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みざる、きかざる、いわざる

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先日、東照宮では、ご存じ「三猿」をながめてきました。
中学生の頃、この猿の説明を聞いたはずなのですが、なにも覚えていません。

神馬のうまやにある8枚の彫刻、猿が馬を守護する動物であるという伝承に由来。
8枚で猿の一生を描き、人間の平和な一生を説いたものと言われる。そのうちの1枚、三猿は、「見ざる、言わざる、聞かざる。」として有名で、「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方が良い。」という教えである、とのこと。
「なるほど!」膝を打った私でした。
さて、問題はプレ思春期です。
思春期に差しかかる前の年代、個人差はありますが、小学4年生頃から、子どもの変化が起き始めます。
ついこの前まで、可愛くあどけない表情を見せていたのに、突然、生意気なことを言ったり、言うことを聞かなくなります。
大人は、「ついに反抗期が来た!」と、身構えるのですが、これは立派な「自立の一歩」だと言われています。
大人への階段を登り始めた、そんな感じでしょうか。

プレ思春期については、これからまた取り挙げていきたいと思いますが、幼少期の子育てと同じくらい、この時期のママも悩みが尽きないようです。大人への階段を登り始めた子どもに、「どう悪事を見せるか、聞かせるか、自制させるか。」
これは、知らん顔できない、大きな悩みです。インターネット、携帯、性、薬物、金銭、いじめ・・・・
子ども達のすぐ近くに、悪事が潜んでいる場合があるのです。

私がお話するママ達は、「ネットのことは、子どもの方が詳しくて、何しているかよく分からないの。」と、心配しながらも、どうして良いか分からない様子。
まずは、子どもと一緒にやってみる、子どもに聞いてみる、わかる人に聞いてみる・・・・
とにかく、目を背けず、起こり得るリスクを知るだけでも違うかな?そんなふうに感じるこの頃です。

サルキーホルダー
三猿のキーホルダー。子どものお守りに買いました。
鈴付きでかわいい!