コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

01月

あいさつができないの

ちょうど2~3歳ごろ、親から見ると「話しことば」がしっかりしてきて、こちらの言っていることや、周りの状況がだいぶ分かってきたという時期に、なぜか「あいさつ」が苦手という、お子さんがいらっしゃいます。
モンテッソーリ教育では、「日常生活の練習」という項目の中で、「社交的なふるまい」に分類されています。

親は子どもに「あいさつできること」を望みますから、
「この人は、ママの友達みたいだな~!」「色々してもらったから、お礼を言うんだな~!」「初めて会う人だな~!」とか、子どもが理解していると思って、「あいさつできること」を期待をしてしまうわけです。

でも、そう簡単にいかない子ども達もいるのです。
そんな場面で、親はついつい、
「こんにちは、しようね」「ごあいさつできる?」と、声を掛けてしまうのが常です。

このように、優しく声を掛けている内は、まだ良いとしても、
「ほら、ごあいさつしなさい!」「ありがとうでしょ!」と、興奮してきて・・・

ついには、
「ごめんなさいね、もう!ほら、ごあいさつ!」「すみません、あいさつもろくに出来なくて!」
と、子どもの前で言ってしまう。しかも、けっこう怖い顔になっていたりして。
そんな時、モンテッソーリ教育の知恵を、拝借してみましょう。

<あいさつ意識改革運動>
☆モンテッソーリ教育では、まず「子どもの存在を尊重すること」、そして「子どもが、自分で自分を伸ばす力を信じること」を 基本としています。
☆ですから、「あいさつできないこと」に対して、怒りや言い訳は無用。
むしろ、子どもの中に「あいさつ」への意識が芽生えたのだ、と感じてあげると、親の気持ちもぐっと軽くなります。
☆「あいさつ」に、何も意識がない年齢ならば、その場面に限って、何も言わない、そっぽをむく、にらみつける、もじもじする、といった現象は、見られないはずだからです。
☆そんな時できることは、ただ1つ、「親がお手本を見せること」。
「あいさつ」と「子ども」を結ぶには、お手本を見せるよりほかは、ありません。
☆親に促されて言った「あいさつ」は、心がこもっていないし、相手の顔すら見ていないかも。イヤな事を無理強いするよりも、まずは、親が気持ちよく「あいさつ」してみましょう。
☆すぐに結びつかなくても、格好よく素敵に「あいさつ」している、お父さんやお母さんの姿を見る内に、自分もやってみようかな、やったら自分も格好いいかもしれない!と思う時が、きっと来ると思います。

子育てに正解なし、とあらためて

早いもので、モンテッソーリ教育の資格のため勉強を始めたのが10年前。それから色々なワークショップなど、企画しながら進めてきました。

☆幼児教室の立ち上げコンサルティング
☆プレ思春期、思春期の親向けワークショップ
☆親子のおしゃべりひろばと季節のワーク
☆知能と心を伸ばす手指の遊び講座
☆食育講座
☆絵本と手遊び歌講座
☆子育て相談 他にも数々のワークショップやセミナーをやっています。

いずれも小規模ながら、たがいに顔の見える企画を実施をしてきました。
その間をぬって、家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」の事務局の方と意見交換したり、養護施設でボランティアしたり、教育支援人材認証協会のこどもパートナーや幼児向け絵画インストラクターを取得したりもしました。

はじめは点と点であったものが、少しずつつながり、子育て支援の中で何をしたかったのか、こうして総括してみるとよくわかってきます。とにかく持論は・・・
「子育てに正解はない!」ということ。こうしなくては、こうでなくてはは、どの家庭にも当てはまるようで、当てはまらない。マニュアルを読んでその通りにやればうまくいく、というモノではないのが子育て!
養護施設に行けば、「親と暮らすのが絶対に幸せだ。」などと言うのは、余りにも乱暴だと言うことがわかります。子どもを預けて仕事に行きたくないけれど働く必要がある、育児と介護が一緒になってしまうことだってある、1人で育てなくてはいけないことだってある・・。

私がブログを通して伝えたいのは、それぞれ子育ての事情は違っても、「短くても良いから、向き合う時間を大切に過ごしてほしい」、「つらい時やうまくいかない時は、自分だけじゃないと思ってほしい」、「何もかもではなく、愛情だけは伝えてほしい」、そういうことなのだと改めて思いました。
自分の経験で失敗や失態から多くを学んできましたが、今はたくさんの出会いの中で学ばせて頂くことが多いので、素敵なエピソードを今年もまたブログを通してシェアしていけたらなと願っています。