コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

01月

バレンタイントリュフ

1月末のキッズクッキングは、手と指をたくさん動かして作る「バレンタイントリュフ」です。といっても超カンタン。2歳にもなれば全部1人で作って、パパにプレゼント出来ます。
準備は、カステラ、コンデンスミルク、ココアパウダー、カラーシュガー(飾り)です。
トリュフ準備
まずは、カステラをくずしていきます。今日は1人2切れです。
トリュフ崩し
そうそう、上手にくずせますね。くずせたら、コンデンスミルクを2回丸を描くくらい入れて、混ぜていきます。全体が少しねっとりしたら、小さなお団子を作っていきましょう。
最初に、すこしおにぎりを作るみたいに、ギュッとまるめて、それから手の平でクルクル・・・。
トリュフ混ぜ
お団子が出来たら、バットに入れたココアパウダーの中で、コロコロと転がします。
トリュフダンゴ
できたらケースに入れて、カラーシュガーを飾ったら出来あがり!

大人が頂く場合は、刻んだチョコレート、ナッツ、レーズンなどをカステラに混ぜ込み、ダークなココアでまぶすと本格的な味になり、とても美味しいですよ!(^^)!

相変わらずの簡単さですが、親は口と手を出さないお約束。
ある子は、丸める前にパクパク美味しそうに食べ出します。
ある子は、丸くならないでヘビのように。
ある子は、丸める作業に没頭。
ある子は、ベトベトする手が気になって仕方がない。
本当に、お子さんの成長過程によって全く違うのが、ワークショップの良さなのです。

「周りのお子さんと比べるのではなく、今どんなことが出来るのか、どんなことに興味があるのか、よく観察してみてくださいね~」とお伝えしました。作業の内容は、ママが覚えて帰って頂ければ、その子のドンピシャの時期にいつだって再現できるのですから!

最近、ちょっと気になるのが、「手が汚れるのを嫌がる」「ネチョネチョした物に触れない」というお子さんが増えている実感です。
泥んこ遊びが出来ない、汚れるとすぐ洗いたがる、虫や魚などが怖くて触れない、という傾向が見えたら、トリュフ作りのように「食べる物」から慣れていくと良いかもしれませんね。それ以前に、ママ達もあまり神経質にならず、泥と水があれば半日でも遊べるくらいの「ワイルドさ」を、ぜひ養ってあげて下さいね。
キレイに染色された小麦粘土は安心かもしれないけれど、泥や砂で身体いっぱい使って山を作って、トンネルを掘って、水を流して決壊させて、という時の快感は得難いもの。そこで見つけた虫の死骸のお墓を作ったり、ナメクジを見つけたら塩をかけたり、池に張ってる氷に石をぶつけたり、まだまだ楽しいことは尽きません。
季節を体感しながら、大人も見ていてワクワクするような「ワイルドな」子どもの遊びを、見守っていきたいものです。

虫封じしようとして・・・

15年以上も前のことなのに、鮮明に覚えていることがあります。それは「虫封じ」と書かれたお札(おふだ)です。長子(上の子)の情緒不安定さを見かねた叔母が、私に贈ってくれました。

そして、その夜のこと。方角や場所を確認した上で、お札を釘で打ちつけた時、なんと!その釘は斜めに刺さり(単に釘打ちが下手だったのですが)ポロッと床に落ちてしまったのです。その頃、私は本当に育児に追い詰められていたので、「ああ、お札さえ、とめられないんだ」と妙に落ち込んでしまったのでした。

「赤ちゃん返り」その言葉は知っていましたが、実際に自分の子に振りかかると本当にショックを受けるものです。昨日まで出来ていたことが出来なくなったり、1日中泣いて床にひっくり返っていたり、夜は眠りながら泣いて走り回ったり、そんな自分の子どもを目の当たりにしながら新生児の世話もする。

文章で書くと、簡単に思えるかもしれません。でも今、こんな思いしているママがいらしたら「私は分かるよ!!」と、叫びたいくらいです。当時、私の周りに、同じ経験をしている人は居なかったので、「朝、起きて1日が始まると思うと、涙が出た。」と言っても、理解されなかったと思います。
何がつらいって、その事実よりも「自分を責めてしまう気持ち」、それが何より1番つらかったのです。
「何がいけないんだろう?」「どうしてあげたら良いんだろう?」毎日、毎日、自分を責め続けていました。

そんな時、うんと年上の方からアドバイスを頂きました。「親にとっては子どもは2人、でも子どもにとってママは1人なの。だから3人で上手くバランスを取るのは難しいことで、ママと上の子、ママと下の子、という2本のパイプを、それぞれしっかりつなぐことが大事ですよ。」と。
もちろん、すぐに全てが解決したわけではありません。
でも、下の子が寝た少しの時間に、1つでも家事を片付けようとしていた意識を変え、上の子と「短くても濃厚な時間」を過ごすようにしたことで、だんだんと改善していきました。

この「濃厚な時間」に、手作りのおもちゃを工夫して、たくさん遊んだことが、今、モンテッソーリ教育やワークショップに関わっているスタート地点だったのかもしれません。