コドモンテ SakuraEdu

コドモンテはモンテッソーリ幼児教育に基づいた親子のワークショップです

モンテッソーリ教師資格者によるワークショップ

10月

コーヒーミルでぐるぐる敏感期

コーヒーミルに豆を入れて、ハンドル部分をぐるぐる回す…、たったこれだけの動きなのに、2歳半から3歳の子ども達が『恋する』のが手首を鍛える敏感期。 やってみると意外に力が必要です。利き手と反対の手も手首にしっかり力を入れてミルをおさえておくという、両手の供応性を上手にする動きも含まれているのです。
こぼさないように豆を入れて、力をこめてゴリゴリ、ぐるぐる、途端に良い香りがしてきます。まだ背の小さい子どもは、立ち上がって足も踏ん張ります! こうして身体の隅々の筋肉まで、楽しい作業をしながら夢中になって鍛えて、『思い通りに動く身体』の回路を作っていくのです。

ハロウィンのかぼちゃタルト

この時期のワークショップでは、季節柄やはり「かぼちゃのタルト」に挑戦します。今回の工程の中で、手指の動きの重要ポイントはココです。

☆ビニール袋に入れた加熱かぼちゃを、手でつぶす
かぼちゃつぶす

☆ハチミツと生クリームを加えて、混ぜ合わせる

☆できた中味をタルト型につめる
かぼちゃまぜる
☆かぼちゃのたねを飾る

かぼちゃタルト準備
本当に書くまでもないほど、簡単な作り方です。でも、毎度のお約束で、「子どもは自分でやること」「ママは手と口を出さないこと」。

はじめは、指に力が入らずに、かぼちゃがつぶせないキッズ。「ママやって!」の声も、ちらほら聞こえます。
机に置いて押したり、指でこすり合わせたり、そうする内に感覚をつかんで、上手につぶせるようになってきました。混ぜる動きも、簡単に見えて実はキッズには難度が高いものです。利き手にスプーンを持って、逆手は器を支えます。まさに「両手の協応性」が必要な動きです。

最後は、利き手にバターナイフ、逆手にタルト型を持って、かぼちゃペーストをすくってつめます。はじめはタルト型に入れるのが精一杯だった子も、2つ目、3つ目になると、ぎゅっと押し込んで、タルトらしく仕上げることが出来ました。

余ったペーストはお楽しみ、両手の平をクルクル合わせてお団子作り。可愛いかぼちゃ団子が並びます。
粘土で慣れているせいか、得意なお子さんがほとんどでした!

ハロウィンに限らず、これからサツマイモなどもおいしい季節なので、たまには一緒におやつを作りながら、脳を発達させましょう!

野菜スタンプでぺったん

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「野菜スタンプ」はあちこちでやっているワークショップです。
準備する野菜は6種類。「野菜の切れはしでスタンプ!」という題に合わせ、以下のように切ります。

☆にんじん・・・葉側から、3cmの所を輪切り
☆きゅうり・・・端から3cmの所を輪切り
☆れんこん・・・節から3cmの所を輪切り
☆おくら・・・星型がくっきりしている所を輪切り
☆ちんげんさい・・・根から3cmの所を輪切り  ※バラの花のようになります!
☆赤ピーマン・・・ヘタから3cmの所を輪切り
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①野菜の名前をゆっくり伝えます
②丸ごと触ってもらいます
③まないたの上でザックリと切ります
④切り口を見せながら、においをかぎます

そして、お皿に入れた水彩絵の具に野菜をつけて、床に広げた模造紙にペッタン、ペッタン!
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あるワークショップの時のこと。
お子さんが、手についた絵の具が気になって、あまり積極的にスタンプできなかったのです。普段、汚れることに慣れていないせいか、そちらに意識がいってしまいます。するとお母さんが、楽しそうにご自分でスタンプを始めました。形を組み合わせて顔や車・・・。それを見たお子さんは安心したのでしょうか?大胆過ぎるほどに色を混ぜ合わせ、筆をこねまわして、野菜に色を塗り始めました。しまいには、指スタンプも登場!
もちろん、私はここまでが想定内だったので、嬉しくてニヤリです。
自分の意志のままに、好きなだけスタンプしたお子さんは、とっても満足そうに帰って行きました!お母さんも「楽しかったです」とのこと。

実はコレ、私も大好きなワークの1つです。家では汚れが気になってなかなか出来ない遊びだけに、こんな形で楽しい時間が持てると、私も嬉しくなってしまいます。

文化教育という分野があります

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十五夜の満月を見上げ、宇宙とか、地球とか、自然科学に思いを馳せていました。

さて、モンテッソーリ教育には、「文化教育」という分野があります。
「文化」と表現しますが、絵画、音楽という表現方法に、限ったことではありません。
ここでいう「文化」は、学校でいうと「社会、理科」に含まれる領域で、おもに以下のように分けられます。
①地学 ②地理 ③生物 ④歴史
国の名前や、動物の名前etc、またその特徴や生態を知ることによって、それぞれが複合して「地球そのもの」を知ることになります。同時に民族や生物間の違いを知ることで、「平和」を学び、道徳的な意味も学んでいきます。
私がオススメしたいのは、科学博物館本館&新館です。
地下階からビッグバンが始まり、上の階に進むと、地球に生命体が生まれ、生物が進化し、やがて現代へ。
子ども達にも、とても分かりやすく展示しています。難しかったら、飛ばせばよいのです。
圧巻は、恐竜の化石&レプリカです。このフロアは「最高!」と叫びたくなります。
毎日、過ごしていると、イライラすることありますよね。そんな時よく、この科学館の地球の歴史を思い出します。いまこの時起きていることは、地球の歴史から見ればホコリみたいなものね、と。
そういう感覚、子ども達にも持っていて欲しいなと、考えています。

子どもの脳を傷つける親たち

長い待ち時間があり、ワークショップ仲間からすすめられた本を読み始めました。

幼児期から思春期に受けるマルトリートメント(不適切なかかわり)が、子どもの脳の発達段階に影響して、脳の一部を萎縮させるという研究結果が書かれています。

明らかなマルトリートメントでなくても、スマホばかり見ている、声かけを無視するなど、こちらのストレス度合いでは、ついやってしまう事がありそうなものでも、子ども側が傷ついていたら影響があるのだそうです。

同時並行で、『きみはいい子』(中脇初枝著)も読んでいたので、空をアートに見せる今日の鰯雲を眺めながら、親の笑顔の大切さについて、また考えてしまう日になりました。


お月見してる?

今日、10月4日はいつもより少し遅い十五夜・・中秋の名月の日。子ども達と一緒に夜空を見上げながら、月、宇宙、ロケット、はたまた宇宙人?色んな話をしてみるのも楽しいひとときです。

8月の終わりには、早々と「月見団子」のカリキュラムをやりました。子ども達が作りやすいように、白玉粉をベースにして作り、楊枝を使って食紅で目を描き入れました。かぼちゃのタネを耳に見立てて飾ると子ども達は大喜び。ご家庭でも簡単にできると思います。

季節の行事を現代の生活に合わせて楽しみながら、子どもは「こねる」「丸める」など、モンテッソーリ教育の基本運動の分野を行い、「自分でできた!」を経験します。行事にまつわる食育の醍醐味でもあります。

「いただきます!」の後の、瞳のキラキラ・・きっと次のやる気も芽生えています。